今回は参考までに、無料のGISと統計地図データをご紹介します。 無料ですがマーケティングの基礎となる人口データや地図もありますので有効活用していきましょう。
・QGIS
このブログを投稿していくにあたって、ついでに無料のGISを勉強していこうと考えました。
それが「QGIS」です。 フリーでオープンソースの地理情報システムですが、かなり高機能でマスターするにはまだまだ時間がかかりそうです。
国土交通省のホームページで、QGISの操作マニュアルを公開しています。
福祉業務に関する研修用に作成したものだそうですが、商圏分析など、エリアマーケティングにも応用可能なうえ、わかりやすいので参考になると思います。
・政府統計の総合窓口 e-Stat(総務省)
国勢調査の人口や世帯数など、日本のあらゆる統計データを公開しています。
都道府県、市区町村、町丁字、メッシュ別などGISで利用できるデータも多く、マーケティングの基礎データとしてなくてはならない情報ばかりです。
・国土数値情報(国土交通省)
日本国土の基礎的な地図データを公開しています。
河川や土地利用、政策区域や公共施設、鉄道などが利用できます。 あらゆるマップの背景としてマーケティング用のマップにも有用です。
市区町村の行政界や学校、病院や医療圏、なんと駅別乗降客数もあります。
・位置参照情報
全国を網羅する街区レベル(○町○丁目○番)での経緯度座標を公開しています。
住所から経緯度座標へ変換するマッチングツールもあります。

1971年、栃木生まれの東京育ち。
GISにすっかり魅了され気がつけば20年、マーケティングGIS「Tactician」の営業にはじまり、「MapInfo」や「ArcGIS」などのシステム開発を手掛けてきました。 GISを活用したエリアマーケティングを技術的な側面からサポートしています。