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町丁字別人口で分布図を作成する場合は、面積で割って「密度表示」にすると効果的なマップを作成できます。

まずは、地域メッシュ別の人口分布図をご覧ください。

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素晴らしい!

埼玉県全体の人口分布を500mメッシュ単位のデータで作成したときのようすです。

まるで河口に向かって川幅が広がっていくように、鉄道沿いに人々が密集しているようすがとても特徴的です。

それでは、同じ分類方法で、町丁字別の人口分布図を見てみましょう。

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ん?

地域メッシュのような分布の特徴が、町丁字別マップではまったく読み取れませんね。

その原因はデータの集計単位「面積」にあります。

地域メッシュの面積は、全国ほぼ一定ですが、町丁字の面積は様々です。 面積が広い町丁字では人口が多くなる傾向もあるため、人口の多い・少ないを色の濃淡で表した場合、人口の密集度合いはうまく表現できません。

町丁字別のような集計単位の異なるデータを扱うときは、面積で割って「1平方キロメートルあたりの人口」というように、密度表示にするとわかりやすいマップを作ることができます。

それでは、町丁字別の人口密度マップをご覧ください。

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いかがでしょうか。

地域メッシュの分布図のように、埼玉県の人口分布の特徴がよく表れていますよね。

会員マップなど、町丁字別のデータで分布図をつくるときは、面積で割って、密度表示にしてみてください。

 

【出典・著作権等】

この記事に掲載したマップは、平成22年国勢調査および境界データの人口(総務省「政府統計の総合窓口 e-Stat」)と国土交通省「国土数値情報」の鉄道、行政区域を使用し、QGIS 2.12.1-Lyon で作成しました。

 

花田 力
1971年、栃木生まれの東京育ち。
GISにすっかり魅了され気がつけば20年、マーケティングGIS「Tactician」の営業にはじまり、「MapInfo」や「ArcGIS」などのシステム開発を手掛けてきました。 GISを活用したエリアマーケティングを技術的な側面からサポートしています。